フェアレディZ の中古が安い理由

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フェアレディZ公式

この記事では中古のフェアレディZが安い理由をいくつか挙げてご紹介します。

フェアレディZはスポーツカーが好きであれば名の知れた車です。

日常生活で見かけるとかっこいい、憧れると思うかもしれません。

しかし、中古のフェアレディZは安くなってきており、想像とは違う事実があります。

スポーツカーでも安いからと購入範囲に入れてしまうかもしれませんが、少し考えた方が良いかもしれません。

そういった面でも中古の安いフェアレディZをおすすめする理由も併せてご紹介します。

この記事を読むと、「フェアレディZ 中古 安い理由」と検索している人は以下のことについて理解できます。

✅価格が安い割に維持費がかかる

✅スポーツカーなのに性能がイマイチ

✅人気なのは一部の年齢層だけ

✅他の新車を購入した方が良いかも

✅安い中古のフェアレディZをおすすめする理由

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フェアレディZ の中古が安い理由

排気量が大きい

現行のフェアレディZ(Z35)はまだ排気量3,000ccですが、Z33モデルでは3,500cc、Z34モデルでは3,700ccとスポーツカーの中でも排気量が大きいです。

これは軽自動車と比べると約5倍あります。

つまり、単純に考えると軽自動車の5倍、ガソリン代がかかると言うことになります。

また、排気量は多くなることにより支払う自動車税も高くなります。

フェアレディZの場合は排気量3,500ccで58,000円、排気量3,700ccで66,500円になります。

2,000ccのスポーツカーと比べても自動車税で数万円の差があります。

これが13年経過した場合は追加で15%ほど税金が高くなるのです。

さらに、排気量が大きいとエンジン部分も大きくなりメンテナンス費も保険も高くなってしまいます。

もちろん、ガソリン価格が常に安いわけではなく変動するためガソリン価格が高くなると維持費も高くなります。

しかも、フェアレディZはハイオクで給油するためレギュラーガソリンよりも10円ほど高いです。

燃費が悪い

フェアレディZ33、34の燃費として実際の口コミでは8~12km/Lとなっています。

最新のZ35ではカタログによると6~12km/Lとなっています。

現行の方が燃費は改良されているはずなので実質はカタログとあまりズレがないと思います。

他の86などのスポーツカーと燃費を比べても2km/Lほど違うことから燃費が悪いと言うふうに言われています。

ちなみに、新型スープラのATモデルで燃費が12.1㎞/L(WLTCモード)とっています。

最近はスポーツカーでなくともスポーツモデルのカローラスポーツでもそれなりに走りを楽しめながら低燃費を実現しています。

そのような低燃費スポーツカーが比較的人気のようで、フェアレディZのユーザーが離れているようです。

また、ユーザーが離れることによって値崩れも起き、中古車価格が安くなっている理由でもあります。

実用性が低い

フェアレディZの33型からの全て2シーターで、2人しか乗れないため趣味での利用が主になります。

独身や趣味の範囲内であれば良いのかもしれませんが、家族連れでは乗りこなせませんし、トランクも大きい荷物だけでなくあまり詰め込めるようなものではありません。

仮に同じ2シーターのS660やコペンは、軽自動車のため維持費もかからず人気でもあります。

運転がしにくい

フェアレディZは普通の車と比べて車体全体が低く、目線が低いです。

そのため、運転席に乗り込むのもある程度コツがいりますし、フロント部分の距離感も難しいです。

特に運転に慣れていない人や運転に自信がない人にはおすすめできません。

デザイン性があまり受け入れられない

Z33からは他の車種と比べてもデザインは被らないようなデザインです。

しかし、このデザインは年齢層が高い人にしか好評ではありません。

昔のフェアレディZのデザインと現代のデザインを融合した部分に魅力を感じるようです。

その当時、スポーツカー全盛期の90年代のスカイライン、シルビア、スープラ、RX-7は若者に人気でしたが、フェアレディZは大人向けの高級ツーリングカーという位置付けでした。

そのため、ある年齢層でしか人気でなく、若い世代にはあまり魅力を感じないため需要が低下しているようです。

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他の車種の方が人気がある

国内・海外ともに需要がない傾向です。

もちろん、年齢が高めの一定層に人気があります。

フェアレディZには日産らしいデザインでシンプルながらおしゃれな内装、3,500ccならではの走行性が魅力です。

それでも、維持費・購入価格、満足度の点でトヨタの86やスバルBRZ、ホンダS2000などを購入してしまうようです。

ちなみに、スポーツカーの人気車種としてはトヨタの86やスバルのBRZなどとなっています。

また、3.500ccクラスのスポーツカーとなるとポルシェなどの高級スポーツカーなどと比較されやすいです。

そのような高級スポーツカーと比較されるとどうしても走行性能とデザイン性ともにフェアレディZが下に見えて、ブランド力も含め、満足度も低い評価になってしまいます。(Z33よりもZ34の方が走行性能が海外のスポーツカーと太刀打ちできるくらいではあります。)

さらに、フェアレディZの売り上げは安定しており、良くも悪くもない推移のため不人気車となっています。

フェアレディZの中古よりも新車のスポーツカーを選んでしまう

中古のフェアレディZを200万円程度で買うのであれば、ワンランク下の車種を新車で買えてしまいます。

よほどのこだわりがなければ中古のフェアレディZを選ぶ人はいないでしょう。

車種としては新車の86やマツダのロードスターとなっています。

実際、3ナンバーサイズのボディのスポーツカーでもエアロパーツを至る所に取り付けることで、大排気量でカッコイイスポーツカーでなくとも満足できるような時代です。

ワンランク下の新車のスポーツカーを購入し、カスタマイズすることで満足感も得られるでしょう。

スポーツカー自体の不人気

若者からの車離れが止まらず、スポーツカーにも影響を与えています。

市場が縮小している反面、新車の価格は上がるようになっており、若者からも疎遠されるような傾向です。

車を所持しているにしてもSUVやミニバン、軽自動車の人気が高まりもはやスポーツカーが車の中では人気が下がっています。

今後もスポーツカー不人気の傾向は続くでしょう。

その中でもバブル時代に性能も含め人気だったR34GT-Rや初代NSXは値段が上がってきており、フェアレディZとの人気の差がわかるでしょう。

安い中古のフェアレディZをおすすめする理由は?

一番はフェアレディZが好きな人や前に憧れていた人です。

やはり、維持費やメンテナンスについてはデメリットがあるとしか言えません。

それでもフェアレディZに乗りたい人にとっては、車両価格も安いので購入しやすいでしょう。

燃費が悪くても税金の支払いなどの維持費さえ支払ればたまにドライブするセカンドカーとしても楽しめます。

そして、一応スポーツカーであり、外観もそこまで見劣りするわけでもありません。

嗜好にもよりますが、見栄を張るのにもおすすめできる車かもしれません。

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【フェアレディZ 中古 安い理由】まとめると

✅排気量が大きく、燃費が悪いことでガソリン代がかかり、税金もかかる

✅2人乗りのため、3人以上の家族では乗れず、趣味の範囲内での扱い

✅フェアレディZならではの作りで車体全体が低く、目線が低いため走りずらく、乗降車がしづらい

✅デザイン性がある年齢層の人しか受け入れられない

✅他の車種の方が人気があり、完成度も高く、ワンランク上の新車を狙える

✅スポーツカー自体が不人気となり、若者の間では特に不人気。消費者の嗜好が変わっている

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