プリウスのリセールについて詳しく知っていますか？
今回は、プリウスのリセールについて詳しく知らない方向けにプリウスのリセールについて詳しく解説します。
まずは、プリウスのリセールが悪いのは本当？からみていきましょう。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
この記事で分かるポイント4つ
✅プリウスのリセールが悪いのは本当？
✅プリウスのリセールバリューの詳細
✅リセールバリューが高いプリウス
✅プリウスをできるだけ高く売るコツ
プリウスのリセールが悪いのは本当？
リセールの悪さは、車体価格に反比例します。
高い車は、下取り価格が下がり、安い車は、下取り価格は下がりにくいです。
リセールが良い車は、売れる車で、 プリウスはどちらかと言えば手に届きやすい価格で、プリウス全てがリセールが悪いというわけではありません。
プリウスのリセールバリューの詳細
車の年式が新しい場合、中古車市場での需要が高まり、流通する台数は少なくなるため、車のリセールバリューも高くなります。
プリウスの年式によるリセールバリューの変化は以下のとおりです。
しかし、グレードによっても差があるため、あくまでも参考程度にして下さい。
・1年経過（令和2年式） 79.6%
・3年経過（平成30年式）61.6%
・5年経過（平成28年式） 51.7%
・7年経過（平成26年式） 29.3%
・10年経過（平成23年式）14.6%
プリウスのリセールが良いのはモンゴルの影響もある
初代プリウスについては、バッテリーの耐久性が限られているため、評価が海外であまり高くありませんでしたが、2代目以降は、ハイブリッドシステムとバッテリーの持ちが大幅に向上したため、評価が急上昇し、海外での需要も高まっています。
プリウスの中古車は、ロシア、アフリカ、太平洋諸国、カリブ海諸国などに出荷されていますが、特にモンゴルへの輸出数が多く、モンゴル全土でプリウスが乗られています。
モンゴルの自動車市場では、9割が日本や韓国の中古車で、その内の6割がトヨタ車となっています。
大気汚染への対策として、ハイブリッドカーには優遇税制が適用されており、モンゴルで輸出されるトヨタ車の2割以上がプリウスです。
海外では車は長く乗り続けることが一般的で、日本よりも年式の低い車や多走行車でも価値があります。
そのため、海外での人気車種はリセールバリューが高くなる傾向があります。
リセールバリューが高いタイプのグレード
中古車市場では、プリウスの標準グレードであるSグレードが人気で、買取相場は一定の安定感があります。
特に「S ツーリングセレクション」という、スポーティなデザインや走りに重点を置いた設計のグレードは、高い人気を誇り、リセールバリューが高まる傾向があります。
内外装が充実している「Aプレミアム ツーリングセレクション」もリセールバリューが高いグレードです。
高いリセールバリューのボディカラー
プリウスで高いリセールバリューを持つボディカラーは「アティチュードブラックマイカ」「ホワイトパールクリスタルシャイン」「スーパーホワイトⅡ」などです。ブラックやホワイトなどの定番色は広く受け入れられるため、中古車市場でも人気が高く、他のカラーよりもリセールバリューが向上する傾向があります。
しかし、ブルーやグリーンなど個性的なボディカラーは需要があまりなくリセールバリューが低くなりやすいです。
リセールバリューを高くするオプション
車の査定時プラス評価が得られやすいオプションには「純正ナビ」「インテリジェントクリアランスソナー」「電動ムーンルーフ」などがあります。
エアロパーツやアルミホイールなどの純正オプションも査定においてプラスの影響を与えやすいです。
後付けが難しい「車線はみ出しアラート」や「追従ドライブ支援機能」などのトヨタセーフティセンスもプラス評価を受けやすくなっています。
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プリウスをリセールで、できるだけ高く売るコツ
年式が新しく走行距離が短いもの
通常、車は所有年数が経過するにつれて価値が低下し、買取査定額も安くなっていきます。
そのため、多くの人が3年、5年、7年などの節目で車を買い替えることが多いです。
プリウスに関しては、既に4代目モデルから3年以上が経過しており、市場には多くの4代目プリウスが出回っています。
市場供給が安定するため、モデルチェンジ直後の高額査定は期待しにくいですが。新しい年式のモデルは数が少ないため、高い査定額を期待できます。
走行距離も査定に影響を与えます。
プリウスは、他の車種よりも古いモデルであっても査定額が下がりにくい特徴があります。
年式が古くても走行距離が少ない場合、高額査定が期待できることもあります。
特に、3万キロ以内の低走行車は、高い査定額が期待できると言われています。
走行距離の多いプリウスは海外へ輸出されることが多いため、査定時に走行距離があまり重要視されない場合もあります。
海外へ輸出される場合、仮に初代のプリウスであっても、走行距離は査定額に大きな影響を与えないとされています。
日本では、車の寿命は、10万キロを超えたものという認識ですが、海外では同じ距離でも車を長く使う傾向があるため、走行距離など関係なく査定額が決定されることもあります。
プリウスの人気カラー
需要が高く、売れやすいボディカラーは、店舗も買取に力を入れています。
そのため、人気のある色の車は、買取価格が高くなることが多いです。
人気の高いプリウスの色は、あまり人気のない色に比べて、査定額に良い影響を及ぼしますが、状態によっては、10万円以上の価格差があります。
プリウスで人気のある色は、ブラックとホワイトの2色です。
汚れや傷が目立ちにくいシルバー系の色も人気があります。
高額な買取を望む場合は、新車を購入する時から将来の買取を考慮し、人気のある色を選ぶことをおすすめします。
内装などの状態が良い車
中古車の場合、使用感の少ない車は好印象を受けやすく、査定額が高くなることがあります。
車内のシートが酷く汚れていたり、タバコやペットの臭いが残っていると査定額が安くなるため、車を日常的に清潔な状態に保つことは、査定額を高くすることに繋がる重要な要素です。
車の汚れが気になる場合は、査定依頼前にしっかりと掃除を行うことをおすすめします。
外装の汚れも洗車で取り除くことが大切です。
車に傷やへこみがある場合は、自分で修理を行う必要はありません。
修理代が査定額を上回ってしまうことがあるため、修理を行わずに査定を依頼することをおすすめします。
オプションの有無
中古車でも、プリウスの人気の高いオプション、純正のサンルーフ、カーナビ、アルミホイールなどが備わっている車は需要が高く、査定額が高くなる可能性があります。
自分の車に人気のオプションが搭載されている場合、そのパーツを外さずに査定に出すことが大切です。
パーツを交換している場合は、査定時に交換前のパーツを持ち込むことをおすすめします。
点検の記録が残っていると、車の状態やメンテナンス履歴が明確になり、査定額が高くなる可能性があります。
「プリウスってリセールが悪い？」7つのポイント【まとめ】
✅リセールの悪さは、車体価格に反比例し、高い車は、下取り価格が下がり、安い車は、下取り価格は下がりにくく、プリウス全てリセールが悪い訳ではない。
✅スポーティーなデザインで走り重視のSツーリングセレクションや内外装が充実しているAプレミアム ツーリングセレクションもリセールバリューが高い。
✅海外へ輸出される場合、仮に初代のプリウスであっても、走行距離は査定額に大きな影響を与えない。
✅車の年式が新しい場合、中古車市場での需要が高まり、流通する台数は少なくなるため、車のリセールバリューも高くなる。
✅人気の高いプリウスの色は、査定額が状態によっては、10万円以上の価格差がある。
✅使用感の少ない車は好印象を受けやすく、査定額が高くなる。
✅人気の高いオプション、純正のサンルーフ、カーナビ、アルミホイールなどが備わっている車は需要が高く、査定額が高くなる。
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