この記事では、BMW X1が不人気な理由と故障を防ぐ対策について詳しく解説します。
BMWというと外車と言われる車種としては人気だと思いますが、X1は日本向きでない車でもあります。
なぜ日本ではBMW X1が不人気なのかその理由を詳しく解説していきます。
また、記事中ではBMW X1の故障が多いことにも言及しており、故障を防ぐための対策についても解説していきます。
この記事を読むと、「BMW X1 不人気 理由」と検索している人は以下のことについて理解できます。
✅BMW X1の不人気な理由におけるインテリアや価格、維持費、燃費などについて
✅BMW X1の不人気な理由における過去のリコール歴について
✅BMW X1の故障について
✅BMW X!の故障を防ぐ対策について
BMW X1が不人気な理由
価格が高い
BMWX1の新車価格は600万円ほどからとなっており、同タイプの国産車と比べてかなり高額になっています。
トヨタRAV4やヴェゼルは200万円台で購入することができます。
燃費が悪い
マイルドハイブリッド仕様のディーゼル車であればBMWX1も燃費は悪くはありませんが、ガソリン使用となるとハイブリッドがなくなるため燃費が同タイプの国産車と比べて悪くなります。
BMWX1のガソリン車の燃費が12km/Lなのに対してトヨタのRAV4が15.8km/L、ホンダのヴェゼルが17.0km/Lとなっています。
ディーゼルであれば19.5km/Lとなります。
また、ディーゼルであれば長距離を走ったほうが燃費は良くなる傾向のようです。
ちなみに、ヴェゼルは車体が1,270kgなのに対してBMW X1は1,640kgとかなり重いです。
外車だから維持費が高い
同タイプの車と比較して維持費が高くなってしまいます。
ガソリン車であれば燃料はハイオクのため、レギュラーガソリンを入れるより高くなってしまいます。
日本に代替パーツが多くないため修理の際の部品交換が高いですし、メンテナンスの際の部品も高いです。
ぶつけて修理となると、鈑金塗装するよりもドアやバンパーを交換した方が安く済む場合もあります。
しかし、BMWX1はドアやバンパー、ヘッドライト、フェンダーなどの中古部品はなかなか見つかりません。
日本では国産車の方が多く流通しているため部品があるのですが、いくらBMWX1が多く見かけても部品数が少ないのが現状です。
仮に、部品を新品で入荷できても塗装をしなければいけないこともあります。
また、修理の部品が高いことで保険料も高くなり、車検も高くなってしまいます。
インテリアについて
室内空間について、2023年に新モデルが出るまでは狭いと良い評価ではありませんでした。
新モデルが出てから
- 全長:+45mm
- 全幅:+25mm
- 全高:+30mm
- ホイールベース:+20mm
サイズが大きくなったため多少中も広くはなっています。
また、置くだけ充電はスマホが熱くなるうえ充電が遅いという声もあります。
そのほか
・電動FシートのメモリーSWが旧式タイプでカタログ写真と違う
・ステアリングSWの質がショボい
・トランクの足元センサーの感度がイマイチで結局手で開けるほうが早い
・センターコンソールが左あきで少々開けづらい
という評価もあります。
音声認識について
iDrive8の音声認識は、設定を全く変えなくてもうまく機能しないことがあるようです。
うまく修正することができるようですが、コツが必要なようです。
走行性能について
Mスポーツモデルのみに搭載されているブーストの使い方がわからない人も少なくないようです。
MT操作が好きな人には理解できるようですが、使い方が好まないという人もいるようです。
また、アイドリングストップオフボタンがないためエンジンをかけるたびに、液晶での操作をしなければならないようです。
リコール歴について
BMW X1にはリコール歴がありますがどれも身に及ぶには危険です。(製作期間2016年~2017年ごろ)
下記がリコール歴になります。
・ダッシュボードの製造が不適切
・助手席側エアバッグの開口部に異常
・衝突時にエアバッグが展開しない可能性がある
故障しやすいパーツについて
オイル・バッテリー
BMWX1ではオイル漏れやバッテリー上がりが故障の中では多いです。
経年劣化によるものが多いため、日頃のメンテナンスが必要になります。
エアコン
エアコンでもコンプレッサーというガスを圧縮する部分が、経年劣化によりトラブルが発生します。
特に、年数が経過し、距離数も多い中古車に見られます。
エアコンはシステムで成り立っているため、コンプレッサーのみの修理だけでなく、他の関連する部品の交換が不可欠です。
そのため、修理代も高くなってしまいます。
オルタネーター(発電機)
オルタネーターも経年劣化による故障が多く、交換・修理費用が高いです。
オルタネーターが故障する際、バッテリーも上がり、車が動かなくなってロードサービスを呼んということになるとさらにお金がかかってしまいます。
ラジエター
こちらも経年劣化によるトラブルもあり、修理と交換になっても、ラジエター本体だけでなくその関連パーツの交換が必要で高額になりやすいです。
中古車で走行距離が少なくてもトラブルが起きてしまいます。
ドアインシュレーター
外部の音と水の侵入を防ぐスポンジのようなもので、これが機能しなくなると水漏れになってしまいます。
リアゲート
駐車中に勝手にリアゲートが開き、ぶつけて故障という例があります。
リアゲートが故障している間は、閉めてもアクセルを拭くことでまた開くそうなのでレッカーを呼ぶしかないです。
トランスミッションの故障
信号待ちでアイドリングストップが発動し、再発進の際に勝手にDレンジからPレンジに切り替わり、ミッション異常が表示される例があります。
バッテリー
信号で1分ほど停車後、いきなり全ての電源が落ちて走行不能になるという例があります。
ただ、バッテリーに関してはバッテリーが上がる前には原因があります。
それに気をつけて使用しながら、たまにライトでバッテリーの残量が少ないか確認することができます。
BMW X1の故障を防ぐには
中古車であれば経年劣化も避けられないため、故障のリスクは高くなります。
故障を防ぐためには、しっかりと日頃からメンテナンスをしておくことです。
故障の前には前兆があります。急に故障することもありますが、点検をして故障の前兆を発見して、早めに修理・交換をすることで更なる故障を防ぐこともできます。
また、故障の際の金銭面のリスクを考えると保証に入っておくと安心でしょう。
保険とは違い、保証はその範囲内で修理してくれますので、保険料の変動を気にすることがありません。
さらに、中古車であればエアコン・オルタネータの故障、ラジエターの水漏れをしていないか、エンジン内は綺麗かというのは購入前に確認しておきたいです。
買うなら気をつけたい
【BMW X1 が不人気? 理由を考察】まとめると
✅BMW X1は他の同タイプの車種と比べて価格・燃費・維持費が高い
✅BMW X1は走行性能に多少問題はあるものの、それ以外使い勝手が悪い
✅BMW X1は過去に人体に危険を及ぼすリコールを行っている
✅BMW X1は故障が多い部分が複数あり、経年劣化によるものが多い
✅BMW X1の故障を防ぐ対策として日頃からのメンテナンスと中古車の購入の際には注意が必要
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