この記事では、セレナのキーについて、セレナのキーの電池交換方法について詳しく解説します。
セレナのキーは型式によって変わってきますが、今回は現行のセレナのキーについてご紹介します。
車のキーは物理キーレスとなりましたが、それだけあってさまざまな機能や注意点がありますので本記事で詳しく解説していきます。
この記事を読むと、「セレナ キー 電池」と検索している人は以下のことについて理解できます。
✅セレナのキーについて
✅セレナのキーの電池交換方法とそのほか注意点
✅セレナのキーが電池切れになった時の状態別の対処法
✅セレナのキーの電池交換時期とその状態
✅セレナのキーの電池長持ちをさせる方法
✅セレナのキーの機能について
セレナのキーとは?
セレナのキーは、スマートキーでインテリジェントキーと言われています。
日産独自にインテリジェントキーと言われており、一般的にはスマートキーと言われています。
インテリジェントキーは、キー本体から発する電波により鍵を持っている人がドアのハンドルのボタンに触れるだけで開錠や施錠ができたり、車内ではエンジンスイッチを押すだけでスイッチのオンオフも可能です。
セレナ インテリジェントキーの電池交換方法
1.インテリジェントキーの裏側に、つまみのようなものがあり、これを押します。出てきた内蔵キー(メカニカルキー)がはずれるためスライドさせて取ります。カバーが取れない場合は無理に取ろうとせずディーラーやカー用品店に電池交換を依頼しましょう。
ちなみにメカニカルキーとはインテリジェントキーに付属している物理的なキーのことで、インテリジェントキーの電池が切れた時や車両のバッテリーが上がった時にドアの施錠と開錠が可能です。
2.傷がつかないように布を被せたマイナスドライバーをインテリジェントキーのすき間に入れ、ひねってカバーを取り外します。この時あまり力を入れなくてもカバーを外すことができます。
3.ボタン電池を外し、新しい電池をはめこみます。(電池の型番はCR2025)この時電池の向きはプラス極が下です。電池には+(プラス)しか記載されておらず、記載されていない面はー(マイナス)ということになります。はめこむ時は電池を入れるところに電池を置いて軽く指で押すことではまります。
4.とったカバーを先端に合わせて、元通りに上下を組み付けていきます。これで音がするまでハマれば電池交換終了です。インテリジェントキーが正常に動くか確かめが必要です。正常に作動しない時は故障が疑われますのでディーラーやカー用品店に持ち込んでください。
補足
電池は100円ショップでも売っている可能性があり、ネットでも購入することができます。
ディーラーやカー用品店でも電池交換が可能ですが、費用が500円程度かかり、車の持ち込みなど手間と費用がかかります。
自分では電池と布、マイナスドライバーさえあれば2分ほどで電池交換ができます。
注意点
電池交換時に外した部品を子供がお誤飲しないようにしましょう。
また、電池交換時に部品に埃やオイルを付着させず、内部回路や電子端子に触れないようにします。
体の静電気だけでもショートが起こり故障につながることもあります。
セレナー インテリジェントキーが電池切れになった時の対処法
マイナスドライバーなど持っていない際にインテリジェントキーが電池交換になっても、車を利用することができます。これからその方法について状況ごとにご紹介します。
エンジン始動の場合
まず、セレナの運転席側のドアに鍵穴があるためそこにインテリジェントキーに内蔵されているメカニカルキーを使って解錠します。
メカニカルキーの取り出し方は電池交換方法の際の最初の方でご紹介している方法で行います。
次に、車内に入った後はシフトレバーを「P(パーキング)」に入れてブレーキを踏みながら、エンジンプッシュスタート/ストップボタンにインテリジェントキーの裏面(日産のロゴが入っていない面)を接触させます。
その後、ピピっとブザーが鳴り、10秒以内に再度ブレーキを踏みながら通常のエンジンをかける時のようにエンジンプッシュスタート/ストップボタンを押します。
これでエンジンが掛かればOKです。
ちなみに、エンジン停止の場合は、エンジンプッシュスタート/ストップボタンを押すことでエンジンが止まります。
セレナ インテリジェントキーの電池交換時期
インテリジェントキーの電池が切れかけている時はリモコンの機能が弱くなります。
遠い距離から解錠や施錠ができないです。
また、メーターの上のKEY警告灯が平常時の場合、エンジンをかけると2秒程度オレンジ色に点灯します。
しかし、電池の残量が少ないと20秒ほど緑色に点灯します。
そのほか、電池が切れかけている時は音でも警告してくれます。
そして、電池交換は1~2年程度経つと必要なため自分でできた方が楽でしょう。
セレナ インテリジェントキーの電池を長持ちさせるには
セレナのインテリジェントキーは電波を発するため、電波を発生させる家電製品や携帯電話の近くに置くと干渉してしまい、電池の消耗が激しくなります。
また、インテリジェントキーを使う回数が多ければ多いほど消耗も激しいです。
しかし、日常的に車を利用すれば仕方がないことですので、100円ショップの電池ではなく、大手家電メーカーなどの電池を使うことをお勧めします。
セレナ インテリジェントキーの機能
これまでインテリジェントキーについてご紹介してきましたが、電池交換には人によって消耗が違う可能性があります。
ここでは、セレナのインテリジェントキーにある機能をご紹介し、機能の有無を判断し、より電池消耗を抑える参考になればと思います。
ライト/照明
ウェルカムヘッドライトという機能があり、これをON・OFFすることができます。
この機能は、ドアの施錠・解錠時に、車幅灯、尾灯、番号灯が点灯します。(施錠時約10秒、解錠時約30秒)
ロック
ロック(施錠)においてはkeyエントリーとしてドアにあるスイッチでの施錠と解錠のON・OFFの設定ができます。
オートロック機能
ドア解錠スイッチを押してから約30秒以内にドアを開けなかったとき、盗難防止のため自動的に全ドアが施錠されます。(施錠されるまでの間に、再度ドア解錠スイッチを押すと、その時点から約30秒後に施錠されます)
接近時アンロック機能
インテリジェントキーを持って、ドアミラーから車両後方にかけて車両から約1mの範囲にて車に近づくことで自動で施錠されます。
ただ、
・キーを車室内に置き忘れている時
・一定時間、キーを車両周辺に置いたままのとき(ドアを解錠後、再度ドアを施錠すると、接近時アンロック機能が再度作動可能になります)
・施錠してから8日経過した時
・車内室のドアロックスイッチで施錠した時
これらの場合は作動しません。
ドアミラー
自動開閉ON・OFF
ドアロック連動格納機能をON・OFFにできます。(標準でONになっています。)
インテリジェントキーまたは、ドアにあるスイッチで解錠すると、ドアミラーが開閉できます。
エンジンスイッチON連動
エンジンスイッチをONにした際に連動でドアミラーを開くことができます。
オートスライドドア
オート閉作動中のブザーのON・OFFを設定できます。
セレナ インテリジェントキーの電池交換方法と電池切れになった時の対処法まとめると
✅セレナのキーは通称スマートキーと呼ばれるものだが、日産ではインテリジェントキーと読んでいる
✅セレナのキーの電池交換時は容易であるが、マイナスドライバーと布を用いないとうまくいかない
✅セレナのキーの電池交換はカー用品店などのお店で可能だが有料
✅セレナのキーが電池切れになった時のドアの施錠・開錠はキー内部の物理キーを取り出して可能。そのままエンジンをONにする場合はキー自体を近づけていくつか操作をして可能
✅セレナのキーが電池切れを起こしている場合、機能が弱くなったり、メーターで知らせてくれる
✅セレナのキーの電池を長持ちさせるには、あまりキーを使わないか、他の家電などと電波を干渉させない、高品質の電池に交換すること
✅セレナのキーにはライト/ロック/ドアミラーそれぞれ機能がある
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