ハイエースのガソリン軽油の見分け方を知っていますか?
今回は、ハイエースのガソリン軽油の見分け方などについて詳しく解説します。
まずは、ガソリン車とディーゼル車の違いからみていきましょう。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
合わせて、ハイエースの高さやサイズも紹介します。
この記事で分かるポイント4つ
✅ガソリン車とディーゼル車の違い
✅ハイエースのガソリンを間違いやすい理由
✅ハイエースのガソリン軽油の見分け方
✅間違えて給油した場合のリスクと解決方法
ガソリン車とディーゼル車の違い
動力の違い
ガソリン車は、エンジンや全体の軽さ、エンジンのレスポンスなどでディーゼル車よりも軽快さがあります。
ディーゼル車は、低回転域からトルクを出すため、発進時や力強さを感じることができます。
高速道路でのアクセルを深く踏んだ際の伸びは、劣ることもあります。
しかし、クルマの用途を考えるとそれほど心配しなくても良いでしょう。
特にキャンピングカーや重い車種では、総合的な速さや動力性能でもディーゼル車がガソリン車を上回ることが多いです。
静粛性の違い
高速道路で走行中は、ガソリン車もディーゼル車も静粛性に大きな違いはなく、実際、ディーゼル車のエンジン音が良いと感じる人も少なくありません。
初めてエンジンをかける瞬間、信号待ち、渋滞時などアイドリング中のエンジン音や振動に関しては、車ごとの違いが大きいです。
コスト
・新車購入時
ディーゼル車はターボチャージャー(排気量を増やしたのに似た効果の過給器)や排気ガスクリーン化のシステムなど、コストのかかるパーツが多く必要であり、それが高価な要因となっています。
具体的には、ハイエースバンの標準ボディでは、2リッターガソリンと3リッターディーゼルターボの場合、価格差が57万6000円になります。
スーパーロングボディの場合は46万6000円、CX-8ではターボのない通常の2.5リッターガソリンと2.2リッターディーゼルターボの場合、価格差は42万1300円です。
CX-8の場合、エコカー減税やディーゼル車の新車購入時の補助金が12万5000円あり、実質的な価格差は約30万円です。
ガソリン車に比べて、ディーゼル車はおおよそ30万円から60万円高いということになります。
・ガソリン代
ディーゼル車は購入時に高価ですが、燃料として日本ではガソリンに比べて安価な軽油を使用し、燃費もガソリン車を25%程度上回ります。
具体的には、ハイエースバンを例に取り、ガソリン車の燃費をリッター8km、ディーゼル車の燃費をリッター10km、レギュラーガソリンの価格を1リッター133円、軽油の価格を1リッター113円とした場合、1万kmあたりの燃料代はガソリン車で16万6000円、ディーゼル車で11万3000円となり、ディーゼル車は1万kmあたり5万3000円も安く済むことになります。
価格差が大きいハイエースバンでも、ディーゼル車は10万kmを超えたあたりでその差額をペイできる計算が成り立ち、走行距離が伸びる人にとってこの種の車でのディーゼル車のメリットは大きいと言えます。
走行距離があまり伸びなくても、ディーゼル車は処分時の査定が有利であるため、差額をペイできる可能性は十分にあると言えます。
ハイエースのガソリンを間違いやすい理由
ハイエースでは、ガソリン車とディーゼル車の両方が提供されているため、間違って軽油を入れるというトラブルが発生することがあります。
商用車だからディーゼル車というイメージや、普段と異なるクルマだからうっかりするという理由で、誤って給油してしまう事があり、特にレンタカーで借りる際など、不慣れな車種での給油は慎重に行う必要があります。
初回の給油時に起きるトラブルを避けるために、軽油とガソリンの違いや自分が利用する車種の燃料タイプをしっかりと確認することが大切です。
ハイエースのガソリン軽油の見分け方
車の利用中に燃料の種類を確認する方法
・給油口の蓋やキャップを見る
給油口には燃料の種類を示すシールや印刷がされているので、それを確認します。
・車検証の「燃料の種類」欄を見る
車検証にも燃料の種類が記載されていますが、「ガソリン」とまとめて表示されることもあるので、その場合はメーカーサイトや取扱説明書で詳細を確認することが重要です。
車の検討中に燃料の種類を調べる方法
・メーカーサイトで車種の詳細を確認する
メーカーサイトには車種ごとに燃料の種類が記載されており、ガソリンとディーゼルの両方のモデルが用意されている場合もあります。
装備や色だけでなく、燃料の選択肢も確認しましょう。
・お店で質問する
購入時に直接お店で質問することで、燃料の種類を確認できます。
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間違えて給油した場合のリスクと解決方法
ガソリン車とディーゼル車の入れ間違いは非常に注意が必要です。
ガソリン車に軽油を誤って給油すると、加速が鈍り、最終的にエンジンが停止する可能性があります。
ディーゼル車にガソリンを入れると、排気ガスが異常になり、エンジンの始動が困難になる場合があり、修理が必要になります。
レギュラーガソリンとハイオクは同じガソリンであり、誤って給油してもエンジンが壊れることはないですが、燃費が低下する可能性があるため、指定された燃料を使うことが重要です。
誤って給油した場合は、走行中でも車をすぐに停め、エンジンを切ってJAFに連絡することが大切です。
普段からガソリンスタンドでの給油ノズルの色を注意深く確認するなど、誤給油を防ぐための意識が重要です。
特にレンタカーなど、普段とは異なる車に乗る際には特に気をつける必要があります。
ハイエースの給油口はどこにある
一般的な車では、給油口は通常、車の後部の左右のどちらかにありますが、ハイエースでは、車の左サイドのセンター部分に位置しています。
給油口の位置は乗用車よりもトラックに近い位置にあり、初めて給油する時に分かりにくいかもしれません。
先ほどもお話ししたようにハイエースでは燃料の種類に注意が必要で、ガソリンエンジンモデルとディーゼルエンジンモデルがあるため、正しい燃料を給油する必要があります。
特にレンタカーなどで乗る機会が少ない場合は、事前に燃料の種類を確認してから給油することをおすすめします。
ハイエースの給油口を開ける方法
ハイエースの給油口は車の左側にあり、フタには取っ手や凹凸はなく、ペラっとしたフタがついています。
昔の車には、給油口のフタに鍵穴があり、車のキーを使って開けていましたが、現在はそのような開け方はできません。
給油口を開けるには、運転席の右下にある「フューエルリッドオープナー」と呼ばれるレバーを引くことでフタのロックが解除されます。
解除されるとフタが少しだけ開いた状態になり、その後、手動で開くと給油口が現れます。
給油する際には、給油口の中にある燃料口キャップをオープンして給油を始めることができます。
燃料口キャップは、給油口の裏に引っ掛けておく構造になっているため、紛失を防止する事ができて便利です。
給油完了後には、燃料口キャップをしっかり閉め、しっかりと閉めた際に音がするので、音がなればちゃんと閉まっています。
手動で給油口のフタを閉めれば自動的にロックがかかり、給油作業は完了です。
給油口の裏に燃料口キャップを引っ掛けた状態では、給油口のフタは閉まらないため、フタを閉め忘れを防止できます。
「【知らなきゃヤバい】ハイエースのガソリン、軽油の見分け方」まとめ
✅ハイエースのガソリン軽油の見分け方を解説している。
✅ガソリン車は、エンジンや全体の軽さ、エンジンのレスポンスなどでディーゼル車よりも軽快さがある。
✅ディーゼル車は、低回転域からトルクを出すため、発進時や力強さを感じることができる。
✅高速道路で走行中は、ガソリン車もディーゼル車も静粛性に大きな違いはなく、ディーゼル車のエンジン音が良いと感じる人もいる。
✅給油口には燃料の種類を示すシールや印刷がされているので、それを確認するのがハイエースのガソリン軽油の見分け方。
✅間違えて給油するとガソリン車は、加速が鈍り、エンジンが停止する可能性がある。
✅ディーゼル車にガソリンを入れると、排気ガスが異常になり、エンジンの始動が困難になる場合があり、修理が必要になる。
✅ハイエースの給油口は車の左側にあり、フタには取っ手や凹凸はなく、ペラっとしたフタがついている。
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