自宅から通うのではなく、施設に宿泊しながら免許取得を目指す合宿免許は全国各地で行われています。普通に通うよりも時間を短縮して教習を進められるのですが、宿泊する以上場所や環境が重要である事は間違いありません。
そこで今回は、合宿免許先の場所の決め方に関する以下の疑問を解決します。
✅合宿免許の場所の決め方は?
✅遠方の合宿免許にメリットはある?
✅合宿免許はどこで探せばいい?
合宿免許に行きたいけれどどこにするか迷っている方や、そもそもの合宿免許先を探す場所を求めている方は是非本記事を参考にしてみてください。
車の合宿免許の場所はどうする?決め方や遠方を選ぶ利点
教習所他の施設に約2週間宿泊して、みっちり教習を受ける免許合宿は、通学に比べ短期間で安く車の免許を取得することができることから学生を中心に人気です。
しかし合宿免許は全国各地の自動車教習所で行われており、安いプランや魅力的な宿泊施設などそれぞれに特徴があるので、どこを選べば一番良いのか分からない方も少なくない筈。
まずは合宿免許の場所の決め方や、遠方の合宿を選ぶ利点などを解説していきます。
合宿免許の場所の決め方
早速、合宿免許の場所はどんな決め方をすればよいのかを解説していきましょう。よく挙げられる決め方としては以下が挙げられます。
- 料金・保証内容
- 宿泊施設
- 食事
- 学校の設備
- 教習所の質
まずは「料金・保証内容」になります。
合宿免許の料金と保証内容は、教習所や条件によって異なります。自分の予算に合った教習所を選ぶことが、合宿免許選びの1つ目のポイントになってきます。
教習所に通いながら免許の取得を目指す通常の方法よりも、合宿免許の方が費用を比較的安く抑えることができます。
料金の安さが魅力の合宿免許ですが、利用する教習所やプランによっても料金は変わってくるため、選び方によってはさらに安くすることも可能です。
教習費や検定費用などは、どの教習所でも費用に大きな差はありません。合宿免許の費用には宿泊費や合宿滞在中の食費などが含まれているため、こうした部分の費用の違いが合宿免許費用全体の差になっているのです。
地域によっても金額が上下する部分があり、例えば関東の場合には首都圏から離れたエリアの方が料金相場は低いという傾向があります。
合わせて、保障内容についてもチェックしたいところです。
合宿免許は決まった日数で運転技能を身につけて卒業できるようスケジュールが組まれていますが、期間内に卒業まで至らなかったからといって途中で終わることはなく、きちんと卒業できるまで延長・延泊することがほとんどです。
延長・延泊の場合には教習を受けたり試験を受けたりするたびに追加料金が必要であったり、宿泊費がかかってくることもあります。こうした場合に備えて保証の付くプランにしておけば、教習を終えるまで余計な追加料金がかからずに済みます。
続いて「宿泊施設」です。
合宿免許で快適に過ごすにはリラックスして生活できる環境であるかも大事なポイントです。リラックスできるかどうかは宿泊施設と部屋タイプも大きく影響するため、しっかりとチェックしたいところです。
宿泊施設は寮やホテル、旅館などがあり、教習所によって規模や特色・サービスなどさまざまなタイプの宿舎を用意しています。
例えばホテル・旅館タイプでは最寄り駅のそばに立地している便利な環境のほか、地域によっては温泉設備付きの宿泊施設などもあります。また、食事付きプランではホテルのバイキングや提携レストランを利用できます。
施設の部屋の形態も異なっていて、部屋タイプには一人部屋のシングルのほかツイン・トリプルがあり、相部屋は最大4人や6人など教習所が提供する宿泊施設によって収容人数は異なります。
プライベートを重視したいならばシングル、友達やカップルで一緒に利用するならダブルといったように条件によって選択するのが大切です。
「食事」も実は選び方の中では大切です。
多くの合宿免許の教習所では、食事がプランの中に含まれています。食事付きの場合には食事の美味しさがもちろん大切ですし、長い期間過ごすわけですからできるだけバランスの取れた食事を提供してくれるところを選ぶようにしましょう。
この際、合宿中の食事代が料金に含まれているかどうかも事前にチェックしたい項目の一つとなっていて、寮などの専用宿舎で3食提供する所もあれば、昼食のみの提供で朝食・夕食は各自で準備する所もあるといったようにプランはさまざまです。
例えばキッチン付きの宿泊施設では自炊生活もできるため、近隣にスーパーやコンビニなどがあれば、自分で料理をして費用を抑えられます。
食事付きの場合、メニュー数が豊富なバイキングや日替わり弁当など教習生の健康に配慮したメニューを用意してくれるところが多くあります。
「学校の設備」も食事などと同様、快適な合宿にする為には重要です。
合宿免許は短期集中型ですが、朝から晩まで1日中みっちりと教習が続くわけではありません。技能教習の場合体力や集中力の面から1日に運転できる時間は決められており、長時間運転はできないよう定められています。
例えば、1時限目と3時限目は教習が入っているけれど2時限目が空き時間となっているようなケースも普通にあり、この場合は1時間程度のフリータイムができます。こうしたフリータイムは意外と多いので、時間を有意義に使いたいところです。
時間を有意義に過ごすためにも欠かせないのが、インターネット環境が整っていることです。学校の課題であるレポートを進めたい、仕事をしたいなどの場合にはパソコンをスムーズに使うためにインターネット環境が重要です。
合宿免許は地方や都心から離れた郊外に教習所がある場合が多いので、場所によってはインターネット設備が不十分なこともあります。ホテルや旅館ではインターネット設備が整っているところが多いですが、学校寮の場合や教習所内だと不十分な傾向があります。
インターネット環境だけでなく、スポーツジムなどの設備が教習所や宿泊施設にあるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
空き時間を過ごすにしても合宿中にできることは限られていますから、ジムやプレイルームなどの設備があればストレス発散ができて気分転換にもなり、合宿を最終日まで乗り切るための手助けになってくれます。
そしてもう1つが「教習所の質」です。
合宿免許の目的は当然ながら免許の取得なので、教習所の質は非常に重要です。教習所の質や雰囲気などは実際に行ってみないとわからない部分も多く、確かめるのが難しいこともあります。
簡単に調べられる方法としては、インターネットで口コミを見ることです。実際にその教習所に通って卒業した人の意見は特に参考になりますから、なるべく口コミ評価が高い教習所にすることで質のいい教習所を選べるようになるでしょう。
また、親しみやすい教官がいるところにするのもおすすめです。楽しく教習が受けられるといったメリットもありますが、教官に対して気軽に質問や相談ができるような関係性になることで、スムーズに教習を進められるようになります。
親しみやすい教官がいるかどうかは、ホームページやパンフレットの写真を参考にしてみましょう。
教習所のなかには、イベントを開催することで教官と生徒が仲良くなるきっかけを作っているところもあります。人見知りしてしまう人なら、こうしたイベントを行っている教習所を選ぶことも選択肢に入れておきましょう。
遠方を選ぶのは合宿免許の場所の決め方として適切?
先述した通り、合宿免許は全国各地の自動車教習所で実施されています。同じ宿泊する形式なら、身近な場所よりも遠い場所に観光気分で行って合宿を受けたい、と考える方もいるでしょう。
地元や実家から離れた遠方の合宿免許を利用するメリットとしては、以下が挙げられます。
- 旅行気分で合宿に参加できる
- 地域によっては料金が安い
遠い地方を合宿免許の場所として選ぶ最大のメリットは「旅行や観光も兼ねて行ける」という点でしょう。
合宿免許は普通車ATで約14日以上、普通車MTで約16日以上、教習所近くの宿泊施設に泊まり込みで教習を受ける形になりますが、もちろんずっと缶詰め状態という訳ではありません。
教習が休みの日や空き時間なども十分にあるので、普段はいけない近くの観光名所を巡ったり、海水浴やスノーボードなどシーズンスポーツを楽しんだり、温泉に入ったりといったようなちょっとした旅行気分も味わえます。
「地域によっては料金が安い」というのも利点です。
場所の決め方の基準の中で料金が大切であるという点を解説しましたが、合宿免許の相場価格は地域によっても違っているのです。
例を挙げると、関東エリアだと25~40万円と比較的高いですが、北陸エリアなら最高25万円前後、東北エリアでも20万円前後といったように地域によって金額差があるのです。
そのため、地域によっては合宿免許を安く受けられるというのも一つのメリットと言えます。
旅行気分が味わえるといったようなメリットがある一方で、遠い地方の合宿免許にはデメリットもあります。
- 交通費が追加でかかる
- 万が一の時親の手を借りられない
- 地元の道路に慣れる機会がない
合宿免許によっては、交通費が上限ありで支給される場合もありますが、追加でかかる場合もあります。
いくら地方の方が価格が安いからと言って選んでも、交通費などがプラスされて結果的に料金が割高になってしまう、というケースもあるので要注意です。
遠い地方の合宿免許の場合、万が一の事故や病気などの場合に親などが距離が遠くてなかなか来れないという問題があります。
持病を持っているなど、遠方で長期間生活するのが難しい、リスクがあるという方は遠い地方の合宿免許は避けた方が良いと言えるでしょう。
また、基本的に自動車教習所における路上教習は教習所近くの道路で行います。
近場の自動車教習所なら地元の道路で練習できるので、免許取得後によく走行するであろう地元の道路での走行にある程度慣れることができます。
一方で、遠い地方の合宿免許の場合は地元ではない道路で教習を行うので、地元の道路に慣れる機会がありません。
特に地元が都会で地方の合宿免許に参加した場合、道路の走行の勝手が全く異なるので、この影響が免許取得後の地元での運転に大きく影響します。
車の合宿免許の場所の決め方でおすすめサイトやよくある質問
様々な合宿免許先がある中で、幾つか候補を決めてその中から選びたい、という場合には合宿免許先を掲載しているサイトを利用するのがおすすめできます。
ここからは、おすすめの合宿免許サイトのご紹介とよくある質問への回答をしていきます。
合宿免許の場所の決め方おすすめサイト「ユーアイ免許」
引用:ユーアイ免許
おすすめの合宿免許サイトは「ユーアイ免許」です。
ウェブ名称 | 合宿免許のユーアイ免許 |
運営元 | 株式会社ユーアイ |
掲載地域 | 北海道・東北・関東・北陸・中部・近畿・中国・四国・九州 |
価格 | 19万円~ |
ユーアイ免許は、激安のプランを紹介している合宿免許サイトです。
往復交通費無料・追加料金なし・全食事付1日3食などが用意されています。
格安で免許を取得できる秘訣は、予算に合わせて部屋のタイプが選べる点にあります。
相部屋なら宿泊代を抑えることができますし、自炊プランなら食事代を抑えることができます。
ネットからの申し込みで5,000円OFF、また早割・学割・グループ割・家族割・同時割など最大18,000円割引プランがあるなど割引も豊富です。
合宿免許の場所の決め方に関するよくある質問
最後に、合宿免許の場所の決め方に関するいくつかの質問に回答していきます。
男女一緒に参加できる?
カップルプランを申し込めば、男女同室での滞在が可能です。ただし、カップルプラン以外のプランでは異性が同じ部屋に滞在できないため、男女一緒に申し込んでも別々の部屋に割り当てられます。
実は、夫婦や兄妹(姉弟)、友人など、男女ペアであれば利用可能です。ただし、年齢制限があったりと条件が設定されている場合がありますから、申し込み条件をよく確認しておきましょう。
AT車とMT車はどちらがおすすめ?
普通車免許にはAT車限定とMT車があり、合宿免許では申し込みの際に車種を指定します。
AT車はMT車と比べて技能教習時間が少なく、料金が安いのが特徴です。MT車はAT車よりも操作回数が多く複雑なため、AT車よりも難易度が高くなります。
両方とも通常の免許取得でも同じような特徴がありますが、よほどMTの車を運転したいという理由がないのであればATのみでも困ることはないでしょう。
女性が参加しやすい合宿免許はある?
女性専用プランや女性限定の特典付きなど、女性の入校生を意識した合宿免許も展開されているので、これらを選択すると参加しやすいです。
クオリティの高い特典や充実した設備など、豊富なサービスを提供するプランは少なくありません。
宿泊施設でも、警備員の24時間常駐や監視カメラ・オートロックシステムの設置など、セキュリティが万全のところが多くありますので、選択肢自体は普通にあると考えてよいでしょう。
「車の合宿免許は場所の決め方が大切!?ポイントやおすすめの合宿先をご紹介!」まとめ
✅合宿免許の場所は人によって重要点が異なる
✅合宿免許の宿泊施設のタイプも様々
✅合宿中の食事をどうするかも大切
✅学校の設備は合宿の快適さを左右する
✅事前に教習所の質をチェックしておくべき
✅遠方の合宿免許にはメリットもデメリットもある
✅「ユーアイ免許」は全国各地の合宿免許情報を掲載
✅「ユーアイ免許」公式サイトでよくある質問もチェック
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